夏物は冬物とくらべて薄手のものが多いので、一度により多くの枚数の洗濯物を洗うことができます。
しかし、洗濯槽いっぱいに、洗濯物を溢れんばかりに詰め込むのは量が多すぎます。
量が多すぎると、汚れやシミがキレイに落ちません。
次に洗剤の量ですが、洗濯物の量に対して洗剤の量が少ないと、「洗濯中の再汚染」が起こりやすくなります。
「洗濯中の再汚染」とは、洗濯槽内に浮遊している、いったん剥がれた汚れが、
洗濯物に再び付着してしまうことをいいます。
このように洗剤には汚れが再び洗濯物に付かないようにする再汚染防止効果もあるのです。
だからといって、ただ洗剤の量を増やせば良いというわけではありません。
洗剤を適量以上に入れても、すすぎ回数も同時に増やさなければ洗浄能力はほとんど変わらないのです。
なぜなら、通常のすすぎ回数では洗剤が衣類に残ってしまい、
変色を起こしてしまう危険性があります。
これらを考慮すると、家庭洗濯の洗濯物の適量は、洗濯槽の50%~70%程です。
この量でしたら、洗剤の量も洗濯機や洗剤のケースに表示してある分量で
問題ありません。
「洗濯物を入れる量と洗剤の量は多からず少なからず」がベストですよ♪
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